あなたが友人や家族や恋人とする会話の内容を、意識的に思い出してみてください。
●悪口や誰かを否定する内容が大半になっている…
●実はそんな自分に嫌気がさしている…
●誰かと会話した後に自己否定の気持ちに駆られる…
●もっと明るい生き方をしたい…
そんな思いがあるのであれば、ぜひ最後まで読んでみてください。
自分を変えるきっかけになるかもしれません。
他者否定する人の特徴を知り、新たな自分へと生まれ変わる一歩を踏み出しましょう。

すぐに読める目次
他者否定とは
他者否定とは一言で言えば悪口です。
一番分かりやすい内容で言えば
女性同士のグループで
「Aちゃんって偉そうでムカつく」
そういった友人同士の会話。
そして、気をつけて欲しいのが、この言葉をあなた以外の誰かが発したとして、それに対して
「そうだよね!わかる!」
このように同調した相槌も、それは他者否定に加担しており同類です。
社内でいえば、誰かが考えた新しいアイディアを試してもいない段階でダメ出しばかりすることも他者否定。
そういうことを言う人に限って、何か成果をあげたわけでもなかったり、代替案を出すわけでもない。
ダメ出しする自分に酔いしれていることも。
ただの嫉妬だったりします。
他にも、
相手が芸能人だから、
これは視聴者としての感想
…だから言っても許される
と思っている他者否定もあります。
例えばテレビを見ているときに
「この女優さんは演技が下手」
「この女優さんは美人ではない」
いずれにせよ冷静に考えればいちいち口に出さなくてもいい、言わなくてもいい内容です。

他者否定がもたらすもの
なぜ他者否定をしてしまうのか。
それは
誰かを否定して落とし、自分の方が上であると確認したいからです。
自分に自信がない。
自己肯定感が低い人ほど、他者否定することも多いです。

さらに、他者否定をすればするほど、悪口ばかりの自分がダメな人間に感じ自分を否定することになり、自己肯定感を下げていきます。
人を傷つけているだけでなく、自分も虐めているいるようなものです。
自己肯定感が低いから他者否定をし、
他者否定をしてさらに自己肯定感を下げる
ずっと気持ちが晴れない悪循環の状態になります。

他者否定をやめるために
鶏が先か卵が先か
他者否定をするから自己肯定感が低い
自己肯定感が低いから他者否定をする
どちらも正しいです。
自分を変えたいのであれば、どちらが先かなど言い訳をせずに、まずは行動すること。
具体的にやるべきことは
①他者への否定的な言葉が浮かんでも口にしない
他者への否定的な言葉を口にしないことで自分自身の耳で聞かなくなり、日々のモヤモヤした感情や罪悪感がなくなり、自己否定することが減っていきます。
②口に出さないことを1日できたら褒める
自己否定をやめ、自己肯定感を高めるには自分で自分のことを認める、褒めることがとても大切です。頭の中で悪いことを浮かべてしまっても口に出さなかっただけでも成長です。
まずはその一歩をしっかり褒めましょう。
これにより自己肯定感が高まっていきます。
このように①②を日々繰り返していると、他者への否定的な言葉自体が浮かばなくなっていきます。

まとめ
不平不満や悪口や他者否定を口にしていても幸せにはなれません。
自分の耳が一番ネガティブな言葉を多く聞くことになります。
自分で自分に対してネガティブな言葉を浴びせているだけ。
むしろ不幸のままです。
●自分は他者否定が多いな
●もうやめよう
●ポジティブな言葉だけを口にしよう
そう気付いて意識を変えるだけで、あなたは成長しているのです。
そして不幸から抜け出す一歩を踏み出しています。
焦らず、ゆっくりでいいから変わっていきましょう。
